治療の先にある美しさを届けたい
美容皮膚科の道に進んだきっかけを教えてください。
もともと皮膚科学に興味があり、正常な皮膚をさらに良い状態へ引き上げることに学術的な関心を持っていました。大学卒業後は、大学病院や医療法人で皮膚科の保険診療に従事していたのですが、そのなかで「シミも治したい」といった美容的な観点の相談を度々受けることがあったのです。 そうした声に触れるうちに、「ただ治療するだけでなく、美しさも追求したい」「より患者さまを幸せにする医療を提供したい」という想いが強まり、美容皮膚科の道を志しました。
幼少期から皮膚が弱く、治療を受ける機会が多かったことが、皮膚科医を目指したきっかけです。美容医療の道へ進んだのは、疾患の治療だけでは限界があると感じたからでした。 たとえば、保険診療でもニキビ治療は可能ですが、ニキビ跡が残った方や、さらに美しい肌を目指す方への対応には限りがあります。美容医療では、疾患ごとに制約のある保険診療とは異なり、さまざまなアプローチが可能です。こうした自由度の高さと可能性に魅力を感じ、聖心美容クリニックの門を叩きました。
