身に付くのは、オールラウンドな技術。人生に寄り添う美容医療の研鑽に終わりはない。

クロストーク : 美容皮膚科×美容外科

皮膚科×形成外科の両輪医療。
専門性の掛け算で、最高の美を形にする。

小林美幸院長 × 牧野陽二郎院長

PROFILE

皮膚科も形成外科も、目指す先は「理想的な美しさ」

皮膚科×形成外科の両輪医療だからこそ得られる効果を教えてください。

牧野院長 :

患者さまの満足度が、圧倒的に変わります。私は美しさとは、造形美、肌の美しさ、エイジングケアの三つが掛け合わされてつくられるものだと考えています。自分がどれだけ完璧にオペをしても、肌に改善の余地があることもありますし、オペ後の皮膚のケアには専門的な知識が必要です。私は形成外科医としてのトップオブトップを目指して美容医療を志しました。だからこそ、患者さまに対して「ここから先はできません」とは絶対に言いたくないんです。ですが、自分1人の力には限界がある。そこを埋めてくれるのが聖心の美容皮膚科だと思っています。

小林院長 :

皮膚科医として患者さまに向き合う中でも、同様のことを感じています。患者さまははじめ、シミ・しわの改善を目的にやってきますが、最終的な目的はご自身の美の実現です。さらに上を目指すためには、美容皮膚科で行える、機械や注入での施術にはどうしても限界があります。皮膚科的なアプローチだけでは、歪みが生まれてしまうのです。ナチュラルに、更なる美しさを突き詰めるためには、むしろ「切る」こと、外科的アプローチも必須です。実際に、自身の更なる美しさを求めていらっしゃる患者さまを牧野先生にお願いすると、とても満足されて帰ってきます。結果、私に対しても、さらに信頼いただけるようになる。熱海院・銀座院とお互い離れた場所にいながらも、共に患者さまに向き合っている感覚です。

小林美幸

互いの専門性を活かし、高め合う

日頃どのように連携をとられているのでしょうか。

小林院長:

日常的なところだと、聖心医師専用SNSや全国を飛び回る中で、形成の先生方から皮膚の状態やオペ後の傷跡の処置など、皮膚科の領域に関わる質問・相談が日々届くので、一つひとつアドバイスを行っています。院内の症例検討会でも、詳細な肌の経過や様々な症例を見せていくことで、皮膚の領域に対しての知見を伝えていますし、なるべく直接施術を見せてあげることも意識しています。そうした知識の共有を通して、外科の先生が患者さまに対して皮膚科的な処置もできるようになっていくためのサポートができればと考えています。

牧野院長:

皮膚科の先生と連携して、1人の患者さまを仕上げていくという対応を普段から、かなり多くの患者さまに対して行っています。皮膚科のカウンセリングを行った後に、私がカウンセリングをして、という流れも日常茶飯事です。皮膚に対して高い専門性を持つ先生とディスカッションしながら、1人の患者さまに向き合うことで、自ずとベストなものがフィードバックされていく実感があります。

牧野 陽二郎

リスペクトし信頼できる関係性

連携を行う中で、皮膚科・形成外科、お互いに感じる強みを教えてください。

牧野院長:

小林先生という圧倒的な存在によって、聖心の皮膚科、さらに院全体のクオリティが高まっていると感じます。医師としての豊富な経験はもちろん、知識量や勉強量、患者さまに対する細やかなコミュニケーション、全国を飛び回り学びを伝える姿勢や自らの美しさに対するストイックさまで。どこをとっても小林先生以上の美容皮膚科医はそういない、と思っていますし、心から安心して自分の患者さまを任せることができます。そんな先生が手厚く教育を行っているからこそ、後進の先生にも、症例を一つ一つしっかりまとめ、自身の美に取り入れて、そこで得た学びを患者さまに還元する、という小林イズムが行き渡っているように思います。

小林院長:

牧野先生の、ご自身で学びを高め続けながら自分の時間も使って人を育てる姿や、聖心だけでなく、業界全体をリードしていこうという姿勢に、私も刺激をもらっています。牧野先生に限らず、聖心の先生はみな、一部の施術に特化することなく、顔全体・ボディ全体のバランスを見て施術を提案することができます。たとえ患者さまの要望であっても、適応がなければ、きちんと断る。だから、安心して患者さまを任せられるんです。私自身、年齢が上がる中で、皮膚を綺麗にしていてもたるみはどうにもならないことを実感しています。そうなった時に、信頼できる先生の力を借りて、美しくなれること。そんな私を見て、患者さまにも希望を与えられることがとても心強いです。

診療後、翌日に控えた手術のシミュレーションを後輩医師と行う牧野院長
診療後、翌日に控えた手術のシミュレーションを後輩医師と行う牧野院長

医師全員が、真面目に本気で「美」に向き合う

皮膚科×形成外科のタッグで、今後取り組みたいことはなんですか。

牧野院長:

美のエキスパートとして患者さまに貢献していくのであれば、皮膚科と形成外科の二本柱で医院を運営することは必須。そんな考えから、自らの院(銀座院)を立ち上げる際に皮膚科専門医の先生を招聘しました。銀座院を皮切りに、今後は全ての院でそのスタイルを実現していければと考えています。目指すのは、皮膚科・形成外科がそれぞれの思う美を理解しあいながらも、互いに専門性は突き抜けている、という形です。多くの医師の方に出会えればと考えていますが、患者さまのことを本気で思える先生でなければ、組むつもりはないですし、自分自身も完璧を突き詰めなくてはいけないと思っています。

小林院長:

聖心で働く一番の強みが、形成の先生とタッグを組みながら、共に技術や学びを突き詰めていけることだと思います。美容皮膚科を突き詰めていきたいと、ご自身で開業される先生も多いですが、真剣に技術を高めたいと考えている先生こそ、聖心で働くことをおすすめしたいですね。きっと、全員が真面目に美に向き合っているからこそ得られる面白さを実感できるはずです。

術前カンファレンスに参加する小林院長。外科手術であっても、皮膚科医の見地から意見を求められる。
術前カンファレンスに参加する小林院長。外科手術であっても、皮膚科医の見地から意見を求められる。
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